用語集

馬に関する用語集です

シンジケート【しんじけーと】

競馬の世界では主に種牡馬について組織される株主の集まりのことで、1頭の種牡馬を数十株に分けて分配し、その保有株数に応じて種付けの権利を得る。通常、組まれる株数は40株~60株で、1株につき1頭分の種付け権利をもつ。

出典 – JRA競馬用語辞典

放牧【ほうぼく】

二つの意味で用いられる。まず、生産育成過程の馬の管理形態の一つとして舎飼いなどと対を成して用いる。
次に休養や治療のため、競走馬をトレーニング・センターから牧場や育成牧場に戻すことをいう。夏の暑い時期に北海道の涼しい牧場に移し、春の闘いの疲れをいやすために放牧する場合もある。ある期間、厳しい鍛錬から解放されて、リラックスすることの効果は大きい。放牧帰りで、変身する馬もある。

出典 – JRA競馬用語辞典

自由購買馬【じゆうこうばいば】

抽せんによって購入馬が決定する“抽せん馬”に対して、馬主が自分で買ってきた馬をいう。戦前は自由購買のサラブレッドを呼馬と呼び、抽せんによるサラブレッドを角抽(カクチュウ)と呼んだ。

出典 – JRA競馬用語辞典

スタミナ・インデクッス【すたみな・いんでっくす】

種牡馬の産駒の平均勝ち距離のことで、短距離戦主体の2歳レースと障害レースを除いて計算される。その結果、その種牡馬の産駒の距離に対する適応性を判別することができる。  しかし、産駒に資質を伝えるということでは、母馬にも50%の要素があり、スタミナ・インデックスが全ての産駒に順応するとはいえない。

出典 – JRA競馬用語辞典

生産牧場【せいさんぼくじょう】

サラブレッドを生産、育成して、せり市場か、個人の購買に応じて売却することを目的にしている牧場。繁殖用の牝馬を数頭または多数所有して、種牡馬を交配、生まれた仔馬を1歳の秋ごろまで育てるのが普通だが、オーナーブリーダーといって、馬主が牧場を持ち、生産した馬を自分で出走させる場合もある。

出典 – JRA競馬用語辞典

せり【せり】

馬の売買形態の一つで、公開で買い手にせらせて売買する方式。売り手は最も高い価格を提示した買い手に売却するが、その価格が売り手の希望価格に達しない場合や、上場馬に対し声がかからなかった時は「主取り」となり売り主本人が引き取ることになる。現在出走しているJRA育成馬は、JRAが各生産地で開催される軽種馬の市場で購買・育成した後、馬主に売却した競走馬である。(平成15年より抽せん馬からJRA育成馬に名称変更)

出典 – JRA競馬用語辞典

 

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