用語集

馬に関する用語集です

飼葉【かいば】

競走馬の食料のことで、濃厚飼料、粗飼料、添加物に分けられる。濃厚飼料は穀類(日本では主にエン麦)、穀類副作物(ぬか類)、マメ類、油粕〔あぶらかす〕類など。粗飼料は、各種牧草の乾草もしくは青草、添加物としてははカルシュウムやビタミン剤などがあげられる。飼葉はこれらの素材を組み合わせて混合飼料として用いる。

出典 – JRA競馬用語辞典

兄弟馬【きょうだいば】

人間の世界でいう兄弟と異なり、サラブレッドの場合同じ母親から生まれた馬たちを兄弟という。父親も同じ場合は全兄弟、異なる場合は半兄弟という。

出典 – JRA競馬用語辞典

奇跡の血量【きせきのけつりょう】

3代目と4代目に同一の祖先を持つと血量がその祖先の18.75%となるが、こうした馬が過去の名馬に不思議と多く、奇跡の血量とよばれている。 昭和35年に無敗で皐月賞とダービーを制したコダマがブランドフォードの18.75%の血量であったことから、日本でもこの配合がもてはやされた。最近の例としては、トウショウボーイ、マックスビューティなどが挙げられる。もっともそうした馬が全て走るというわけではなく、走る馬に多く見られる、ということ。

出典 – JRA競馬用語辞典

近親交配 / インブリード【きんしんこうはい / いんぶりーど】

血統表で5代前までに同一の祖先を持っているような配合のこと。近親交配ともいう。サラブレッドの場合、好んで近親配合を行なう場合が多い。表記する場合は○○(馬名)の3 x 4などと表わし、数字は世代数を示す。ナスルーラの3 x 4、といえば3代目と4代目にナスルーラが入っていること、5 x 5 x 5といえば、5代目に3回入っていることを示す。共通祖先の望ましい形質を固定させることを目的としているが、逆に隠れていた不良形質が現れる危険性も高くなる。

出典 – JRA競馬用語辞典

内国産馬【ないこくさんば】

外国産馬以外の馬。つまり日本で生まれた馬である。ただし、種付けのため外国に一時的に輸出された牝馬(日本軽種馬登録協会の繁殖登録を受けているもの)が輸出される前に日本で種付けして受胎している場合に、外国で生まれた子供を当歳の12月31日までに輸入した際には内国産馬となる。また、外国で種付けされた繁殖牝馬が日本に輸入されて産んだ持込馬も、現在では内国産馬として扱われる。

出典 – JRA競馬用語辞典

軽種【けいしゅ】

サラブレッド、アラブ、アングロアラブ(アア)など軽快で競走または乗用に適するもの。昭和49年6月1日の軽種馬の品種の改訂でサラブレッド、アラブ、アングロアラブ(アア)、サラブレッド系種、アラブ系種の5種となり、それまでの準サラという品種はなくなった。

出典 – JRA競馬用語辞典

 

  お問合せは 096-289-5177

© issastable.com